デジタル一眼レフカメラ向けCFカード「EXCERIA PRO™」を4月27日に発売

最新のVideo Performance Guarantee規格Profile 2(VPG-65)に対応した世界最速クラスのCFカード

  • 2013年 4月26日
  • 株式会社東芝

当社は、今後成長が見込まれるデジタル一眼レフカメラ向けコンパクトフラッシュ注1(以下、CF)カード市場に向けて、CompactFlash Associationが策定した最新の高速動画記録の規格である「Video Performance Guarantee Profile 2(VPG-65)」に対応した世界最速クラス注2のCFカード「EXCERIA PRO™」注316GB、32GB、64GBの3モデルを4月27日に発売開始します。また、アジア、欧州、北米地域でも順次発売予定です。

新商品は、当社の高性能NAND型フラッシュメモリを採用するとともに、独自開発のファームウェアを搭載することで、世界最速の書込み速度150MB/sと世界最速クラスの読出し速度160MB/sを実現しました。注4

新商品は、最新のCompactFlash Association規格Ver.6.1に準拠するとともに、高速インタフェース規格「UDMA 7」にも対応しているので、カメラの高速連写性能の向上に寄与します。さらに、最新の高速動画記録の規格「Video Performance Guarantee Profile 2(VPG-65)」に対応しており、規格に対応したデジタル一眼レフカメラ機器では動画転送速度65MB/sを実現します。これにより4k動画(水平画素数4,000×垂直画素数2,000前後の画面解像度を持つ動画フォーマットの総称)やハイビジョン動画を高フレームレートで撮影中に静止画撮影を追加してもコマ落ちのない動画録画が可能となります。
デジタル一眼レフカメラに搭載されるメモリカードに対しては高画質化対応、高速連写性能の向上への寄与、ハイビジョン動画の記録などのニーズが高まっており、データの書込み・読出し速度の高速化が求められています。
また、デジタル一眼レフカメラ市場は2015年までに現在の1.5倍に成長すると予測されており、搭載されるCFカードの需要も高まる見込みです。そこで当社は市場参入し、顧客ニーズに対応する商品を積極的に開発・拡販していきます。

  1. : コンパクトフラッシュカードはCompactFlash Associationによって規格化されたメモリカードです。VPGロゴおよびCF+はCompactFlash Associationの商標です。CompactFlash®はCompactFlash Associationの登録商標です。
  2. : 2013年4月26日現在。コンパクトフラッシュカードにおいて、当社調べ。
  3. : EXCERIA PRO™は株式会社東芝の商標です。
  4. : 16GBのモデルの書込み速度は95MB/sです。速度は当社での UDMA mode 7 16bit(LBA48)時の評価結果です。最大書込み速度、最大読み出し速度は使用する機器の性能やファイルサイズによって異なるため、常に最大速度を保証するものではありません。(転送速度は、1MB/sを1,000,000バイト/sとして計算しています。)

新製品の主な特長

※表を左右にスクロールすることができます。

型番 CF-EX064V CF-EX032V CF-EX016V
容量 64GB 32GB 16GB
価格 オープン
規格 カード CF+™ and CompactFlash® Specification Revision 6.1
VPG Video Performance Guarantee Profile 2(VPG-65)
最大読出し速度注4 160MB/s
最大書込み速度注4 150MB/s 95MB/s
インターフェース UDMA 7(Ultra DMA Mode 7理論値:167MB/s)
電源電圧 3.3/5.0V
ファイルフォーマット FAT32
外形寸法 36.4mm(L)×42.8mm(W)×3.3mm(T)
質量 約10 g

お客様からの製品に関するお問い合わせ先:
メモリ新規ビジネス営業推進部

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